【6】 『Q&A』(質問と回答)

福岡オール&ニューヨークドライカット専門美容室attic901のQ&A

唯一コストが大幅に下がったデジタル系。30年前だと『まるで宝箱』です。

Q&A方式【Q】(質問者、城久)経歴

【Q】城久。広告会社でのノウハウを経て『WEBデザイナー』に転身。57歳。attic901の開業時に広告業界に在籍。その数年、紙媒体の広告で、お世話になる。お互いの仕事のアドバイスをする関係。

Q&A方式【A】(回答者、行徳)経歴

【A】attic901オーナースタイリスト行徳、55歳。東京のニューヨークドライカット専門店を経て、24歳時の1995年にマンション1室に『日本一小さな』ニューヨークドライカット美容室を開業する。

【Q】質問100個は用意してます

【Q】今から私、城久が『お客様の目線での質問と私個人が聞きたいこと』を100位は用意してきました。もちろん、行徳さんが答えにくい場合もあると思います。まあ、臨機応変にしてくださいね。

【Q】美容室業界もコスト上昇で大変では?

【A】確かにあらゆる物が上昇してますね。ただ30年前位、紙媒体の広告費は売上げの20%位でした。そう思うと当時の100分の1、今の0.2%位は『夢のような金額』です。逆にチャンスと考えます。

【Q】広告費100分の1なったメリットは?

【A】マンツーマンと時間のかかる両技術は、どうしても一般的な美容室より料金が高めになります。ただ今回の広告費100分1の恩恵で『時間帯と早期予約が必要』ですが、可能な限り安くできました。

【Q】有料のスポンサー広告の経験は?

【A】当店では、ネットの広告の掲載経験はありません。新規の美容室は、すぐに上位表示されて良いと思います。ただ『同業者のクリック問題』やブランドイメージ低下など、マイナス要素もありますね。

【Q】今後もスポンサー広告は利用しないと?

【A】広告は、今後も掲載はありません。『他の広告と、比べてスポンサー広告の無駄は最小限』ですね。それでも、何年もかかりますが、地道にサイトを育てるのが、最もコスパがいいと思っています。

【Q】公式サイトを作ったのは何故?

【A】グーグルマップの時、お話しした通り、今後の主流になるAI対策が理由です。検索した情報がAIで、瞬時にでる時代です。だからこそ、ご来店前に『必ず見るサイト』は詳細に作ろうと思いました。

【Q】サイト作りで苦労した点は?

【A】正直かなり苦労しました。実は30年前のインターネットが普及し始めた頃に『HTML方式が全然できなくて』挫折した経験があります。現代はCMS方式があり、手探り状態で作っていますね。

【Q】最も苦労した部分は?

【A】やっぱり『ホーム画面に追加できるようにしたファビコン』ですね。検索時に左上にでる円い小さなアイコンです。簡略化、視認性、最適ピクセル、色の組み合わせ等、50回は作り直しました。

【Q】試作50回以上は凄いですね?

【A】すぐ、オール&ニューヨークドライカットをイメージして作ったロゴマークに着目しました。『検索時に唯一図形がでる』ので、一目で分かるなと。当店のような小さな所は、重要かなと思います。

【Q】今後のサイトの方針は?

【A】小学校の時から、遊びで変な図鑑を作ったりしてて、元々こういったのは、好きなんです。日本語サイトだけで5500万以上ありますので、見てもらえること自体『奇跡』だと思って頑張ります。

【Q】attic901の店名の由来は?

【A】店名は、英語で『屋根裏部屋』です。頭文字は、Aよりaの方が柔らかいので、決めました。atticは今は色んな業種であるので、2021年に部屋番号の901を付け、現在の正式名称になりました。

【Q】店名はすぐ決まりました?

【A】最初は、8ヶ国ネーミング辞典で100個くらいに絞りました。それから『当時は電話帳や広告で有利だった、Aやアで始まる』のに更に絞って、これ以外ないという感じでatticに決まりましたね。

【Q】ニューヨークドライカットは、小さいお店が多い?

【A】ニューヨークドライカットの専門美容室に限っていえば『圧倒的に1人、2人のスタッフ』が多いです。習得までに時間がかかるのと、大量生産ができないマンツーマン技術が、要因かと思います。

【Q】日本一小さな美容室は本当?

【A】美容室の基準は、美容師法で細かく決まってます。現在30年以上営業してる場所の床面積が、基準内にぴったりなんです。今は、小さな美容室も増えました。当店が『日本一小さな美容室』です。

【Q】実際だと全然狭く感じませんね?

【A】面積自体は狭いのですが、店内のコーナーに大きな鏡を置いてますので、視覚的に単純に2倍位になると思います。後は、鏡の前の1席は『両サイドに180度景色が広がる』効果で広く感じます。

【Q】当時、物件選びは大変だった?

【A】今でこそ『マンション美容室は、数多く』あります。30年以上前は全然なくて、不動産屋さんに何十件も断られました。ようやく事務所OKの所が見つかり、交渉を重ね、ようやく決まりました。

【Q】当時、シェアサロンとかは考えは?

【A】美容室の1席を借りる『面貸し』ですね。知ってましたが、当時は考えなかったです。今は日本中にシェアサロンが多数あります。最初に始めるには、最小限のリスクで、良い選択肢だと思います。

【Q】小さい美容室のメリットは?

【A】毎月かかる固定費の『家賃と光熱費を大幅に削減』できるのが最大のメリットですね。逆に、小さい美容室でないとマンツーマンのニューヨークドライカットは、経営的にかなり難しいと思います。

【Q】一般より高料金カットでも難しいと?

【A】そもそも、ドライカッターは、カットが死ぬ程好きで『儲けようと考えてない』んですよ。同じ時間ですと、アシスタントにシャンプーやブローしてもらい15分位のカットが数倍は効率いいです。

【Q】1人だと病気なった時とか大変では?

【A】美容室を1人でしようと思った時、そういえば小学校から病気の経験がなくて、決めました。美容師になって『35年以上病欠は、ありません』20代から唯一してるのが、健康への投資です。

【Q】具体例的な健康法とは?

【A】ありきたりですが、食事は朝晩の2回で『腹8分』にしてます。途中にホエイプロテインの補給は、数回してます。ストレスを溜めない、適度な運動、睡眠は6時間以上などを継続する位ですね。

【Q】最初から完全予約制でした?

【A】開業当初から1対1で、30年以上完全予約制です。10年間位、お客様同士の間を空けずに、かえって効率が悪かったです。その後に改善して『30分は必ず間隔を空けて』余裕を持たせています。

【Q】キャンセルあったら大変では?

【A】病気や天候でキャンセルが、急にあってもいつも『次にすること』を用意してます。逆に、高齢の方や足の不自由な方へは、悪天候でのキャンセルや変更は、遠慮なくしてもらうようにしてますね。

【Q】営業時間が長く大変では?

【A】お客様同士の間隔を30分空ける関係上、どうしても長くなってしまいます。19時まで受付ですので、遅い時は22時とかに時々なります。マンツーマンは『心身共に気楽なので』ベストです。 

【Q】電話予約制だけの理由は?

【A】30年以上、電話予約制のみです。色々試下結果、『施術時間を把握してる分』一番早いです。既存のお客様は1〜3分ですし、9時間は繋がるようにしてます。半分位が次回予約のお客様です。

【Q】営業電話や迷惑電話の対応は?

【A】昔は、たしかに営業電話とかで、作業が止まって困ってました。もちろん、ナンバーディスプレイは、必須ですけど、現在は『電話機が飛躍的に進化して』色んな設定をすれば、ほぼ困りません。

【Q】メニューを勧めないのは何故?

【A】自分に置き換えた時に『勧められるのが嫌』というのが、一番の理由です。当店で独自の専門技術を提供したいのです。トリートメントとかは、ご自宅で時々すれば、基本的に十分と思いますね。

【Q】商品販売をしないのは何故?

【A】メニューの時と、同じ理由と『近年はだいたい同じのが買えます』よね。あとは次から次にスタッフから、商品を勧められたら、うんざりするかと。開業してから30年以上勧めたことはないです。

【Q】お支払いは現金のみの理由は?

【A】当初は、もちろんカード払いOKでした。ただ、カード手数料の約3〜4%が『現金のお客様との不平等さ』を感じました。その分をお客様に還元して、価格を安くした方がいいと思いました。

【Q】徹底したコスト削減ですね?

【A】どうしても時間のかかるカットですので、料金も比例して高めになります。当初から目指してるのは、技術は落とさずに『定期的に通える料金なんです』ある程度まで、実現できたと思います。

【Q】セット料金のみが、お得なのも戦略の一つ?

【A】間隔を空けずに続けてできます』ので『セットメニューは、お得です』ただ、オール&ニューヨークドライカットもゼロタッチカラーも長時間の緻密な技術ですので、かなり限界に近い料金ですね。

【Q】ニューヨークドライカットの始まりとは?

【A】故ジョン・サハグ氏が、ニューヨークで、1980年代に確立したカット技法です。同氏がパリ時代に故マニアティス氏から学んだエフィラージュカットを改良『カットを芸術』の域まで高めました。

【Q】巨匠の故ジョン・サハグ氏とは?

【A】故ジョン・サハグ氏は、髪を極限まで見る前かがみでのカット姿が特徴です。1990年の映画『ゴースト/ニューヨークの幻』の女優デミ・ムーアのロングをショートにして、更に有名になりました。

【Q】ニューヨークドライカットのハサミは何丁必要?

【A】通常は、4.5インチ〜6インチ位の短いハサミと直線を切る長いハサミの2丁使いが多いです。自分は、6.5インチの『刃先が安全』なハサミ1丁です。梳きバサミは、絶対に使わないのが原則です。

【Q】梳きバサミは使わない所が多い?

【A】ニューヨークドライカットは、梳きバサミを使わない美容師が多いです。一般的な美容師ですと9割以上は使います。梳きバサミは毛先がまばらになり、特に伸びた時、まとまりが悪くなります。

【Q】カットでハサミ以外に必要な道具は?

【A】ニューヨークドライカットは、ハサミ1〜2丁とコーム、クリップ、霧吹き、ドライヤーとフラットブラシにヘアアイロンです。通常のウェットカットは『ハサミだけでも、5〜10丁位』使います。

【Q】ハサミ1〜2丁でいい理由は?

【A】ニューヨークドライカットの場合、ハサミの刃先を主に使います。『点を積み重ねて』髪型を作るため1丁でも可能なんです。研ぎに頻繁に出すため、同じハサミの予備を数丁は必要になります。

【Q】日本で一番カットが上手いと思う人は?

【A】カットが上手いとは、顔型、体型への似合わせ、再現性と様々な要素があります。それこそ、千人は見てきました。『日本人で総合でのカットの上手さ』は、圧倒的に東京青山のO峰氏と思います。

【Q】なぜ、ドライでカットでするのか?

【A】例えば、日常で誰も濡れた服を着ません。もちろん『髪が濡れたまま外出』しませんよね。日常の髪の動きを把握するのが、重要なんです。ニューヨークドライカットの考えは至極当然なんです。

【Q】強いくせ毛のお客様もアイロンで伸ばして?

【A】当店では、3センチ以上の長さは大なり小なり、ほぼ全ての髪にアイロンは使います。様々な方向に髪が分散してると『誤差も大きくなります』くせ毛の膨らみが分かるのは、長年の経験値です。

【Q】男性のお客様もドライカットは、大丈夫ですか?

【A】もちろんです。男性のお客様は5%ながら『20年以上ご来店頂いてます』柔らかなシルエットがオール&ニューヨークドライカットの特長で、必然的に女性のお客様が、95%と多くなります。

【Q】ウェットでカット後、ドライでチェックすれば効率いいのでは?

【A】ニューヨークドライカットの考えでは、ウェットカットの時点で、柔らかさを削りとってるんです。特に重さがたまる=丸みの部分は『薙刀筆ような』展開図になります。効率良くは難しいです。

【Q】ニューヨークドライカットの展開図は存在する?

【A】一般的なウェットカットのような『パターン化された展開図は無い』です。簡単な説明はできませんが、毛先の構造的には、丸筆、平筆、薙刀筆…あらゆる筆が、整然と要所要所にある感じです。

【Q】展開図がなくて困りませんか?

【A】一般的な展開図があったカットからニューヨークドライカットを学ぶ場合は、混乱すると思います。今までの技術が『かえって足枷になる』ようです。真っ更な初心者からの方が、有利になります。

【Q】カットに関しては、逆転現象が、起こる訳ですね?

【A】仮に頭がじゃがいも型として、ボブをニューヨークドライカットで作ります。展開図で考えると難しくなります。一方、初心者は『純粋に髪が落ちる位置』でカットして、真っすぐにできます。

【Q】展開図がなくて難しいと思う事はないですか?

【A】一番難しいのは、ニューヨークドライカット後の『細いロットでのパーマの時』なんです。本来、毛先が不揃いなのが、正解なんですけど。毛先が不揃いな分だけ、ロットの回転数が違ってきます。

【Q】ニューヨークドライカットは時間がかかる?

【A】初回は特に、90分〜120分位の時間は必要です。習いたての時とかは、ニューヨークドライカットを4時間以上とかもざらですよ。その後、スピードアップを心がけ営業できる2時間以内にします。

【Q】ニューヨークドライカットは髪が痛む?

【A】例えば、髪1本を細長いソーセージとします。ニューヨークドライカットは『切り口が、最小面積の真円になり』痛みません。レザーカットやストロークカット等、切り口が斜めになると痛みます。

【Q】なるほど、ちゃんとすれば傷まないんですね?

【A】少量の毛束をつまんで『髪の断面に直角に』ハサミを入れるのが、絶対です。毛先が分散するくせ毛をアイロンで伸ばすのも結果、一石二鳥です。ハサミも切れ味良く、まめに研ぎに出しています。

【Q】髪の長さによる料金の違いは?

【A】元々オール&ニューヨークドライカットの料金は一律だったんです。ミディアム料金が基本料金で、ボブ〜ショートに行くにしたがって必然的に『カットの周期が短いので割引してる』感じです。

【Q】髪の量による料金の違いは?

【A】基本的に髪の量による料金の差はありません。ニューヨークドライカットは『髪のボリュームアップ程、難易度は上がります』ですので、単純にお得なのは多毛や強いくせ毛のお客様になりますね。

【Q】少ない髪の方がカットが楽と?

【A】そう簡単でない所がニューヨークドライカットの奥深さなんです。少ない場合『えり足やサイドの第一線から』ボリューム構築に力を注ぎます。弾力のある短い毛に積み重ねメリハリを作ります。

【Q】ニューヨークドライカットの持ちは?

【A】数カ月伸びても崩れにくいのが、ニューヨークドライカットです。もちろん『短い髪ほど周期が早く』なります。当店の場合ショートからホブのお客様が多いので、2〜3ヶ月周期が一番多いです。

【Q】一番難しいニューヨークドライカットの状態は?

【A】縮毛矯正をやめられた状態です。いわゆる『根本のくせ毛が出て、毛先が真っすぐ』が最も難しいですね。少しづつ、くせ毛の比率を増やし、最終的に全部をくせ毛に入れ替えた方が楽になります。

【Q】ニューヨークドライカットに合うBGMは?

【A】アップテンポよりスローテンポのBGMがあいます。というのもニューヨークドライカットは、細い技術のため精神面がかなり消耗します。ヒーリング的な方が、技術者、お客様も心地良くなれます。

【Q】ニューヨークドライカットに適したセット椅子は?

【A】ニューヨークドライカットは、2時間位は座りっばなしになる為『ソファのような座り心地の椅子』が適しています。座面が固めの椅子や背もたれの短い椅子だと、お客様の腰やお尻が痛くなります。

【Q】お店のは、オリジナルの椅子でしたね?

【A】はい。振動のマッサージ機能付きのオリジナルです。長時間同じ姿勢で足を動かさないで座ってると『エコノミークラス症候群』になりますいので、足、腰、背中に弱い振動を与え、予防してます。

【Q】市販のマッサージ付き美容椅子は無いと?

【A】美容椅子でなく、理容椅子のハイグレード機種(1席が100万円以上)に振動式があります。バイレーションタイプが、身体をほぐし、心地良く血流を良くするようですので、採用されています。

【Q】他に工夫されてる癒しは、ありますか?

【6】 『Q&A』質問と回答

※月に数回、不定期更新